鎌倉殿の13人を10倍楽しむ大河「平清盛」「義経」「草燃える」

大河ドラマ
建長寺と満開の桜

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皆さま、はじめまして。当ブログ運営者はなみと申します。どうぞよろしくお願い致します。

小学生の時に大河ドラマと出会いました。以来、大河ドラマ視聴歴40作品以上の大河ドラマ大ファンです。

最初のブログは、やはり大河ドラマから始めたいと思います。

私が最初に見た大河ドラマは「草燃える」でした。今年の大河ドラマは、「草燃える」と同じ時代の「鎌倉殿の13人」。主人公は北条義時です。

今回のブログでは、「鎌倉殿の13人」が10倍楽しめる過去の大河ドラマ「草燃える」「義経」「平清盛」をご紹介します。

当ブログ運営者は、大河ドラマ視聴歴40作品以上で、大河ドラマを見ることが趣味の就労ビザを専門としている行政書士です。

また、旅行の添乗員、中国語の全国通訳案内士でもあります。

大好きな大河ドラマ、資格を基にしている仕事、語学の経験をブログで発信しています。

「鎌倉殿の13人」を10倍楽しむ過去の大河ドラマ3作品

それでは、「鎌倉殿の13人」を10倍楽しむ、大河ドラマ3作品です。

「鎌倉殿の13人」を10倍楽しむおすすめ大河ドラマ

草燃える➡総集編
義経➡2024年4/26より配信開始!
平清盛

これらの作品で、どんなふうに主要人物が描かれるのか、歴史的事件はどんな展開になるのか、是非ご覧ください。ドラマによって人物像や歴史的事件のとらえ方が違いますよね。

主人公が違い、作品の作る側の意図も違うので当然ですが、合わせて見るととても面白く、「鎌倉殿の13人」を10倍楽しむことができます。

ところで、黄色マーカーの4作品は全編、総集編含めると、U-NEXTで見ることができます

(U-NEXT:本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
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是非、ご一緒に「大河ドラマ」を楽しみましょう!それでは、作品のご紹介を致します。

鎌倉殿の13人を10倍楽しむ大河ドラマ「平清盛」

  • 2012年大河ドラマ
  • 主演:松山ケンイチ
  • 主人公:平清盛
  • 平均視聴率:12.0%
  • 最高視聴率:17.8%
引用:「プレイバック NHK大河ドラマ」NHK出版

「平清盛」おすすめ①武士の台頭ストーリーが感動的

まずは、大河ドラマ「平清盛」です。

ナレーションを担当するのは平家を滅ぼした源頼朝役の岡田将生さんです。

「源義朝なくして平清盛はなく、平清盛なくして源義朝はなかった」

このナレーションには、武士の世の到来の原点を感じました。

ところで、江戸の太平の世は、戦国の三英傑(信長、秀吉、家康)が3人で成し遂げたとも言われています。

同じように、「武士の時代」は源平の4人で作り上げたのだと、このドラマを見て思いました。

4人とは、平忠盛(清盛の父:中井貴一)、平清盛(松山ケンイチ)、源義朝(玉木宏)、そして源頼朝(岡田将生)です。

「平清盛」は、初めて武士が頂点に立つ、「武士の時代」が作られるまでの感動の人間ドラマです。

「平清盛」おすすめ②戦国武将顔負け!サクセスストーリーのワクワク感あり

さて、清盛の実の父親の設定ですが、「平清盛」では、院政で有名な平安時代末期の最高実力者、白河法皇(伊東四朗)という設定になっています。

清盛はこの出自に悩みながらも育ての父である、平忠盛に見守られ武士として成長します。

出自の悩み最初の妻の死保元の乱で叔父を斬る平治の乱で友と決別等、困難を乗り越えていきます。

貿易で作り上げた財力と武力で、院や摂関家、貴族等と渡り合い、新しい時代を築くその生き様は、戦国武将顔負けの、サクセスストーリーです。

「平清盛」おすすめ③魅力的な登場人物が織りなす人間ドラマ

そして、ストーリーだけでなく登場人物もまた、魅力的です。詳しくは別のブログでご紹介したいのですが、簡単にお伝えします。

  • 清盛の「友」として描かれる源氏の棟梁源義朝(玉木宏)
  • 清盛の二番目の妻、明るくかわいい平時子(深田恭子)
  • 元は漁師の子という設定の平家の重臣、清盛の兄的存在平盛国(上川隆也)
  • 源義朝の正室で夫を心から敬い愛する強い女性、由良御前(田中麗奈)
  • 伊豆で死んだようになっていた悲惨な頼朝を奮い立たせる情熱的な女性、北条政子(杏)
  • 白河院の子清盛を平氏の棟梁にする清盛の父、平忠盛(中井貴一)
  • 人生に絶望を感じながらも、源氏再興を目指す源頼朝(中川大志・岡田将生)
  • 画面に登場する度「今回は何をやってくれるのだろう」とワクワクする、他の大河ドラマでは見られない後白河法皇(松田翔太)

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鎌倉殿の13人を10倍楽しむ大河ドラマ「義経」

  • 2005年大河ドラマ
  • 主演:滝沢秀明
  • 主人公:源義経
  • 平均視聴率:19.5%
  • 最高視聴率:26.9%
引用:「NHK大河ドラマ大全」NHK出版

「義経」おすすめ①義経と彼を取り巻く人々との情愛場面が多い

次に、「義経」です。主人公義経は、このドラマでは、「情が深く身内を大切にする人」として描かれています。

心に残る情愛シーン:ぱっと思いつく場面をご紹介します。

  • 牛若(神木隆之介)が父と思っている清盛(渡哲也)とのふれあいシーン
  • 牛若が幼い知盛重衡と遊ぶシーン
  • 奥州に行く前、母・常盤(稲森いずみ)に今までのお礼とお詫びを言うシーン
  • 静(石原さとみ)との出会いで笛をもらうシーンと、鎌倉で静と別れる夜のシーン
  • 藤原秀衡(高橋英樹)と一緒に馬で遠乗りに行った時に、「父」について話すシーン
  • 木曽義仲(小澤征悦)と出会うが、義仲が去ってから自分の従兄と知る。その為「残念」以上の「切なさ」が感じられるシーン
  • 義仲の息子の義高と、許嫁で頼朝の娘大姫の守役となり、子供たちの心を掴むシーン。

「義経」おすすめ②義経の「見せ場」シーンは期待以上の迫力と感動!

そして、大河ドラマ「義経」は、義経ドラマでは必ず登場する、有名場面の完成度が高いです。

義経ファンを120%満足させるシーンに仕上がっています。

とりあえず、「期待を裏切られない名場面」をぱっと思いつくだけ挙げてみます。

  • 一の谷・屋島・壇ノ浦の戦いの場面は当然「見事」です。(鵯越の逆落としと扇の的を射る那須与一(今井翼)のシーンもあり)
  • 鞍馬山での遮那王(義経)の修行場面
  • 弁慶(松平健)との五条大橋場面
  • 鶴岡八幡宮静が舞う場面
  • 安宅関勧進帳場面

ただ、ちょっと、個人的に残念なのは、黄瀬川での義経と頼朝(中井貴一)との対面シーンです。頼朝にはもっと感情的になってほしかったです。

でも、この「義経」では頼朝が義経に「川の見張り」を命じます。

その見張りを見事に果して、頼朝の家臣からも評価されるシーンがあります。

その場面が大変面白いので、結局は頼朝との対面シーンも大満足となります。

「義経」おすすめ③美しすぎる名場面が多い

更に、「義経」は映像が美しいです。(ここ10年くらいの大河ドラマ(例:「平清盛」)はちょっと暗いと思います。でも、その方がリアルかもしれません。)

「義経」は、色鮮やかで、風景や自然がきれいに見えます。

衣装やセットの色彩も色鮮やかですが、どぎつい鮮やかさではなく、上品な色彩となっています。また、桜や紅葉、砂金などの演出が素晴らしいです。

例えば、

・義経の名場面、弁慶(松平健)との五条大橋での出会いは、桜吹雪の舞う中の対決。

壇ノ浦の戦い平知盛(阿部寛)との対決シーンは、砂金がキラキラ舞う中での義経の八艘飛び。

静御前(石原さとみ)鶴岡八幡宮で舞を舞うシーンは、義経が頼朝(中井貴一)の追捕から逃れて、奥州に向かう道中の戦いと同時進行(両シーンとも紅葉が舞う美しい場面)

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鎌倉殿の13人を10倍楽しむ大河ドラマ「草燃える」

  • 1979年大河ドラマ
  • 主演:石坂浩二と岩下志麻
  • 主人公:源頼朝と北条政子夫婦
  • 平均視聴率:26.3%
  • 最高視聴率:34.7%
引用:「NHK大河ドラマ大全」NHK出版

「草燃える」おすすめ①「鎌倉殿の13人」の予習になる

さて、「草燃える」の登場人物は、「鎌倉殿の13人」の主要人物がとほぼ同じ人物だと思います。ドラマのスタート地点も多分同じだと思います。

この時代にあまり関心がなかった方や、「鎌倉殿の13人」を更に楽しみたい方は、予習をかねて「草燃える」をご覧になってみてはどうでしょうか?

「草燃える」おすすめ②岩下志麻の迫力と松平健の存在感がすごい

ところで、想像できると思います。歴史上の強い女性を演じたら岩下志麻さんの右に出る女優は多分いません。

政子(岩下志麻)が頼朝(石坂浩二)の浮気に激怒する演技がこわいです。

特に、頼朝が亡くなってからは、息子の頼家(郷ひろみ)実朝(篠田三郎)孫の公暁が、次々死んでいきます。

それらの事件の場面や、承久の乱前の御家人を前にした演説場面は、岩下志麻ならではの凄まじさです。(後年の大河ドラマ「独眼竜政宗」のお東の方もすごいですが)

それはそうと、北条義時の松平健さん。初めは大庭景親の娘茜(松坂慶子:架空の人物)を愛する一途で純粋なさわやかな若者でした。

ですが頼朝の死後、義時は「北条一族のための武士の世」の天下取りに乗り出します。

松平健さんは「草燃える」のころは、かなり若いですし、そんなにキャリアもなかったと思います。

でも老け役もすごく上手くて、その存在感は大きく、後半の主人公かと思ってしまうほどです。

ちなみにその松平健さんは「鎌倉殿の13人」では平清盛の役、「草燃える」では北条義時役、「義経」では弁慶役を演じています。

「草燃える」おすすめ③セリフが現代語・物語もホームドラマ要素多く親しみやすい

私が「草燃える」を見たのは小学生でした。小学生から見ても楽しめるほどの親しみやすさです。とても分かり易い大河ドラマでした。

歴史的な動きよりも、頼朝政子夫婦と子供たち、そして北条家ファミリー、親戚っぽい坂東武者たちに起こる事件が、身近に感じられました。

セリフが現代語で話されているので、わかり易かったのかも知れません。

ともあれ、当時の私は「草燃える」の大ファンで、毎週日曜日がくるのが本当に待ち遠しかったです。

「草燃える」はU-NEXTで総集編全5回を観ることができます!

鎌倉殿の13人を10倍楽しむ大河ドラマ:まとめ

「鎌倉殿の13人」よりすこし前の時代の、大河ドラマ「平清盛」

源氏の頼朝と義経兄弟がわかる大河ドラマ「義経」

「鎌倉殿の13人」の予習ができる大河ドラマ「草燃える」

この上記3作の大河ドラマを見て頂ければ、今よりも「鎌倉殿の13人」が10倍楽しむことができます!

「鎌倉殿の13人」を10倍楽しむおすすめ大河ドラマ

・草燃える➡総集編
・義経➡2024年4/26より配信開始!
・平清盛

ところで、黄色マーカーの4作品は全編、総集編含めると、U-NEXTで見ることができます

(U-NEXT:本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
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是非、ご一緒に「大河ドラマ」を楽しみましょう!

このブログが読んで下さった方のお役に立てましたら幸いです。

アイキャッチ画像出典:「建長寺と満開の桜」makoto.hさんによる写真ACからの写真

出典:
「NHK大河ドラマ大全 50作品徹底ガイド」 NHK出版
「プレイバックNHK大河ドラマ時代・人物・トピックス別徹底ガイド」 NHK出版