岐阜城のある金華山の登山とロープウェイ体験!岐阜城公園も!

大河ゆかりの地

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大河ドラマや歴史好き、戦国好きの人にとっては、「岐阜城」はとても関心のある場所だと思います。

戦国の英雄織田信長が、天下統一の本拠地とした岐阜城。そして斎藤道三の居城「稲葉山城」としても有名ですよね。

私も、前回のブログでご紹介した「関ケ原」同様、「岐阜」は心惹かれる場所でした。

実は、「岐阜」には、添乗員の仕事で何度か行っています。でも、その時は、「添乗員の仕事」をこなすことで精一杯。「観光しよう」という心の余裕は全くなしでした。

さて、今回改めて、岐阜にやって来ました。来て、本当に楽しかったです!大河ドラマと戦国時代にどっぷり浸かることができました。

今回は、岐阜城がある金華山へのアクセスと登山ぎふ金華山ロープウェイ岐阜城、大河ドラマファンは必見の岐阜城資料館、超おすすめスポットの金華山リス村岐阜公園まで!

岐阜城とその周辺の見どころや楽しかった場所をご紹介します!

ところで、別ブログでもご案内しています、来年2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。主人公は豊臣秀長(仲野太賀)で、信長役は小栗旬さん!かなり期待しています!

ブログもご覧頂けると嬉しいです。

当ブログ運営者は、大河ドラマ視聴歴40作品以上で、大河ドラマを見ることが趣味の就労ビザを専門としている行政書士です。

また、旅行の添乗員、中国語の全国通訳案内士の経験もあります。

大好きな大河ドラマ、資格を基にしている仕事、語学の経験をブログで発信しています。

岐阜城がある金華山へのアクセス

JR岐阜駅の織田信長公像

JR岐阜駅の織田信長公像

まず、最初は、岐阜城がある金華山へのアクセスです。金華山山頂に岐阜城がありますが、金華山へは岐阜公園から上ります。

JRや名鉄など電車とバスで行く方も、マイカーで行く方も、まずは、岐阜公園まで行きます。

私は、JR岐阜駅からバスで岐阜公園へ行きました。JR岐阜駅で下りて、バス停12番.13番乗り場のどのバスでも行けます。岐阜公園までは、15分ほどで片道230円です。

2日続けて岐阜公園に行きましたが、1日目は岐阜公園までの道がひどく渋滞していて、30分くらいかかりました。

JR・名鉄でお越しの方
「JR岐阜12番13番乗り場」「名鉄岐阜 4番乗り場」から のいずれかに乗車
[N32~43] 岩井山かさ神 三輪釈迦前 大洞緑団地 長良医療センター おぶさ 松籟団地
[N45~72] 岐阜大学病院 城田寺団地 下岩崎 三田洞団地 三田洞自動車学校 中濃庁舎
[N73~83] 岐阜女子大 山県市役所 高富 山県高校前 洞戸栗原車庫
[N85~86] 谷合 塩後
または「JR岐阜11番乗り場」「名鉄岐阜 4番乗り場」から のいずれかに乗車
[市内ループ左まわり] JR岐阜 忠節
[清流ループ] JR岐阜
「岐阜公園・岐阜城」下車、徒歩約1分。

バス停には、ベンチ、木陰、トイレがあります。バス停横の広場に噴水もあります。

詳しくは岐阜市役所のホームページをご覧ください。

次に、マイカーで行く方ですが、以下をご覧ください。

岐阜公園:マイカーで行く場合
国道22号線を北上
1、岐南インターを過ぎ国道156号線「北一色」交差点で左折
2,国道248号線を西進
3,神田町5の交差点で右折
4,長良橋通りを北上約5分。
尚、岐阜城へは車で直接行けません。岐阜公園の駐車場(有料)に駐車して、岐阜公園から乗ることができる「ぎふ金華山ロープウェー」で行きます。

ところで、岐阜城は金華山山頂にありますので、岐阜公園から出ている「ぎふ金華山ロープウェー」がラクです。

でも、体力に自信のある方やハイキング、登山が趣味の方は自分の足で登っていくのも楽しいですよ。

岐阜城がある金華山への登山に挑戦

岐阜公園三重塔

次に、岐阜城までの道のりをどうやって行くのか?

岐阜公園に到着してから金華山山頂にある岐阜城へは、上記したようにロープウェイか、自分の足で登っていくか、です。

私は、前回のブログでもご紹介しましたが、松尾山の小早川秀秋陣跡へ登った時に感じた「登山の達成感」が忘れられず、自分で登ることにしました。

ところで、岐阜城への登山ですが、岐阜城の周辺には、登山コースやハイキングコースがたくさんあります。

金華山登山の魅力
岐阜市の中心部に位置する金華山。標高は329メートル(国土地理院の三角点設置箇所)、天然林が9割以上を占め、野生動物や野鳥が多く生息しています。
金華山にはロープウェーがあり、気軽に山頂まで行くことができます。また、10の登山道が整備されており、どのコースも山頂まで30分から1時間で到達でき、幅広い年代の方が楽しむことができます。
登山に慣れていない方や体力に自信のない方などは、比較的登山道の緩やかな七曲り登山道ルートがお勧めです。

今回は最初なので、「七曲り登山道」という初級コースから上りました。

金華山登山コース:本サイトで示す登山道のレベルは参考程度にお考えいただき、登る人の体力などに合わせて登山を行ってください。(岐阜市役所HP:金華山登山ガイド)

金華山登山コース大手道「七曲り登山道」(初級コース)

さて、「七曲り登山道」(初級コース)を約1時間かけて登りました。

このコースは、以下のような画像入り親切丁寧な案内サイトがあります。この案内通りに行けば大丈夫です。

岐阜市役所ホームページ(七曲り登山道)

しかし、私は、このサイトに気付かず、別のルートで登山していました。進んで行くと、あまりにも過酷なので、おかしい!!と思って引き返したら間違っていたのです!

ところで、このコースは、1000メートル超えた辺りから階段が続きます。この階段がけっこうしんどかったです。気温が32℃以上あった日だったので大変でした。

虫スプレーや水分は絶対必要で、熱中症対策はもちろん必要ですが、夏は避けた方が良いと思います。

休憩しながら約1時間で岐阜城に到着岐阜城付近から見る長良川がとてもキレイでした。

金華山登山について詳しくは➡(岐阜市役所HP:金華山登山ガイド)

織田信長ゆかりの岐阜城:ご利用案内

岐阜城

それでは、まずは、岐阜城のご利用案内を、岐阜市役所ホームページ(岐阜城天守閣)からご覧ください。

岐阜城は、かつて稲葉山城と称し、戦国時代には、斎藤道三公の居城でもあったところです。特に岐阜城の名を天下に示したのは、永禄10年(1567年)(一説に永禄7年)8月、不世出の英傑織田信長公がこの城を攻略し、この地方一帯を平定するとともに、地名も「井口(いのくち)」を「岐阜」と改称し、天下統一の本拠地としてからでした。
現在の城は昭和31年7月、岐阜城再建期成同盟によって復興されたものです。城内は史料展示室、楼上は展望台として多くの人に親しまれています。 また、金華山一帯は平成23年(2011年)に「岐阜城跡」として国史跡に指定されています。
岐阜城は現在築城されている城郭のうちでは、有数の高さ(約329m(国土地理院の三角点の標高))にあり、最上階からは、眼下に鵜飼で有名な清流長良川が市内を貫流し、東には恵那山、木曽御岳山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが連なっています。また西には伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なり、南には濃尾の大平野が豊かに開け、木曽の流れが悠然と伊勢湾に注いでいるさまを一望におさめることができます。

上記「東西南北」の眺めは、岐阜城の4階から見ることができますよ。

ご利用案内
休館日:年中無休
開館時間:
3月16日~10月16日 午前9時30分~午後5時30分※
10月17日~3月15日 午前9時30分~午後4時30分※
(元旦のみ午前6時30分開館)
※入場を希望される方は、開館時間終了の15分前までにお越しください。ロープウェー山頂駅から岐阜城天守閣までは、歩いて8分ほどお時間がかかりますのでご注意ください。
入場料(岐阜城資料館と共通):
大人(16歳以上) 200円
小人(4歳以上16歳未満) 100円
団体(30人以上)
大人160円
小人80円

上記されていますが、東西南北すごく良い眺めです。自分の足で登ったしんどさや疲れが、この景色の価値を一層高めているように感じられました。

岐阜城からの眺め

「天下統一の本拠地」にふさわしい眺めです!

岐阜城:史料展示品からみる織田信長

■各階のご案内
1階:信長公の城下町づくり
2階:信長公の城づくり
3階:信長公の見た「世界」
4階:信長公の見た「天下」
引用:「岐阜城」小冊子より(入場時にもらえる)
次に、岐阜城にある展示物で、私が興味深く見学したもの等、簡単にご紹介します。

織田信長公:銀箔押南蛮具足(岐阜城の3階にあります。)

1階は、岐阜城の造営と城下町の形成や、信長の先進的な政策(楽市楽座、撰銭令、関所の撤廃による流通革命等)について説明されています。

大河ドラマの影響で大学の専攻を歴史にしたので、織田信長の治世については知っているつもりでした。

ですが、改めて、岐阜城の分かり易い写真、パネル等で解説を読むと、織田信長が現代にも通じる政治家であったのだと思いました。

自分が全然、まだ、まだ、知らないところだらけだと、ちょっと恥ずかしくなりました。

織田信長のおもてなし:鵜飼とごちそう

長良川の鵜飼

ところで、私が興味深く見学したのは、信長のおもてなしについてです。

鵜飼を復興させて、鵜飼の観覧を接待に利用しお客様をおもてなししたそうです。また、芸術として鑑賞用にも活かしたとのこと。

信長は芸術や伝統文化を大切にする政治家ですね。

それはそうと、もう一つ、見学に時間がかかったのは、信長がお客様をもてなした料理が紹介されたパネルです!

この料理の一例ですが、長良川で獲れた鮒なます、鯉の刺身、伊勢湾で獲れた生アワビ。日本海から選ばれた鮭の干物、日本海で獲れた鱈の汁物。

鱈は当時の岐阜地方では最高級の食材だったらしいです。それに、この時代、大変なご馳走だった「生白鳥汁」もありました。

それから、鷹狩で獲った雉の焼肉、海月のあえもの、鱒の焼き物等、すっごい美味しそうです!!

織田信長の居城の変遷

史跡岐阜城跡(織田信長居館跡)出土金箔飾り瓦(復元)

さて、2階では、信長の居城であった、清須城から安土城までの変遷がよくわかります。

これも、大河ドラマ、特に羽柴秀吉の妻ねねや前田利家の妻まつが登場するドラマに出てきますね。

信長の居城が変わる度に、引越しをしている場面です。その引越しに出てくる地名のお城です。清須城、小牧山城、岐阜城、安土城です。

各城の特徴などの説明があります。例えば、室町時代の伝統的な城郭だった清須城、とか。昔の大河ドラマを思い出しながら、興味深く見学しました。

特に岐阜城については「ルイスフロイス」の手紙の紹介や、説明ビデオ、発掘調査の写真等、時間を忘れて楽しめました。

岐阜城資料館:大河ドラマファンにとっては必見!

次に、岐阜城からちょっとだけ階段を下ったところにある「岐阜城資料館」について、ご紹介します。

岐阜城資料館への案内

この資料館は、内部はフォトスポットになっていますが、大河ドラマファンにとって必見です!

「国盗り物語」織田信長

大河ドラマ「国盗り物語」信長役の高橋英樹さんをモデルにしたマネキン、大河ドラマ「麒麟がくる」斎藤道三役の本木雅弘さんをモデルにしたマネキンがあります!

「麒麟がくる」斎藤道三

「麒麟がくる」で長谷川博己(明智光秀役)さんや織田信長役染谷翔太さんが実際に身に付けた衣装の展示もあります。

「麒麟がくる」明智光秀

岐阜城の入館券を提示するれば、無料で入ることができます!

「長野剛」氏の斎藤道三画

「岐阜関ケ原古戦場記念館」でもご紹介した長野剛氏が新たに描き下ろした「斎藤道三」の肖像画もありました!

ぎふ金華山リス村:手のひらに乗ってくるリス!超おすすめスポット!

それはそうと、「ぎふ金華山リス村」は思った以上に楽しかったです!

ぎふ金華山リス村
岐阜公園と金華山の山頂駅を約3分で結ぶ ロープウェーからは岐阜市の街並が一望できます。 山頂駅付近には、リス村や売店、展望レストランも併設されており、夜景が楽しめるナイター営業期間もございます。
ぎふ金華山リス村
営業時間:9:30~16:30 (最終入村16:15)
入村料金:
大人(12歳以上)【普通料金】400円
【割引料金】300円・ロープウェー往復きっぷ提示割引
小人(4才以上12歳未満)【普通料金】300円
【割引料金】200円・ロープウェー往復きっぷ提示割引
※リスは爪や歯が鋭いためエサやり体験は4歳からとさせていただきます。

リス村に入ると、たくさんのリスが走り回っています。驚くことに、すぐに寄ってくるのです!

手袋履いてエサをあげることができるのですが、人間がエサをくれる事知っているからなんですね。

手に乗られると、けっこう重いです。

突然手の上にのってエサを食べた後は、動かないで寝そべっているリスも多いです。暑さのせいで身体が伸びきっていてリスっぽくないリスもいました。

伸びきっているその姿、大きさは全く違いますが、ちょっとカピバラに似ているような気もしました。

かなり近くでリスを見ることができますよ!

すごく可愛いリスたち、是非見に行って頂きたいです。超おススメです!

ぎふ金華山ロープウェイ:すがすがしい、眺め最高!

では、人気の「金華山ロープウェイ」です。金華山を下りる時に乗ってみました。

青々とした緑や岐阜の町、清々しい眺めでした。次回岐阜城に来た時は上りで利用してみたいと思います!

ぎふ金華山ロープウェー | 岐阜城やリス村へのアクセスにも
岐阜公園と金華山の山頂駅を約3分で結ぶ ロープウェーからは岐阜市の街並が一望できます。 山頂駅付近には、リス村や売店、展望レストランも併設されており、夜景が楽しめるナイター営業期間もございます。
ロープウェー運賃:
大人(中学生以上)片道800円 往復1,300円
小人(4歳以上)片道400円 往復650円
ロープウェー通年営業時間:
3月16日~10月16日 9:00~18:00
10月17日~3月15日 9:00~17:00
引用:ぎふ金華山ロープウェー(岐阜公園内)岐阜観光索道株式会社小冊子
運賃は団体割引もあります。また、営業時間は休日・祝日やイベント状況により変更されるので、こちらで必ずご確認くださいね。

ぎふ金華山ロープウェイ:山麓にあるお土産店

それはそうと、お土産ですが。

ここでしか手に入らないグッズやお土産がたくさん!
売店では、岐阜の定番お土産はもちろん、ここでしか手に入らないグッズも多数扱っております。
岐阜ならではの地酒や、織田信長公ゆかりのグッズ岐阜城グッズなど様々な商品を取り扱っておりますので、ぜひお立ち寄りください。

リスマグネット、リスクリアファイル、信長のタオル、Tシャツ、文房具、大判ハンカチ等実用的な物もあります。

リス村のリロちゃんクリアファイル

私は、リス村でのリスの可愛さとエサやり体験が忘れられず、リス村のマスコットキャラクター「リロちゃん」のクリアファイルを買ってしまいました。

鮎関連の食品

その他のお土産。お菓子やういろう、岐阜名産の鮎、飛騨牛関連の食品も豊富にありました。

飛騨牛や恵那どりの食品

岐阜の地酒もありますよ。

売店
岐阜公園と金華山の山頂駅を約3分で結ぶ ロープウェーからは岐阜市の街並が一望できます。 山頂駅付近には、リス村や売店、展望レストランも併設されており、夜景が楽しめるナイター営業期間もございます。

金華山の麓にある岐阜公園は情緒あふれる場所

若き日の織田信長像(岐阜公園総合案内所の一番近くの門にある)

若き日の織田信長像
若き日の織田信長像は、昭和63年市制100周年を記念して、岐阜市に寄贈されたものです。市制120周年の大還暦を迎えた平成21年に、岐阜公園正門の前に移設しました。
岐阜城をバックに雄大な織田信長公をご覧いただけます。
(ここでの写真撮影をお勧めします。)

では、金華山の麓にある岐阜公園についてもご紹介したいと思います。岐阜公園はとても情緒あふれる場所です。

まずは、「若き日の織田信長像」がある入口近くの「岐阜公園 総合案内所」で地図、パンフレットを入手。

それから散策等に行かれるのがおすすめです。

総合案内所は、とても涼しくて設備も整っており、建物も風情があります。

岐阜公園 総合案内所
岐阜公園総合案内所は、「信長公の鼓動が聞こえる公園」として整備を進めている岐阜公園の玄関口として平成21年12月16日に完成しました。
戦国時代をイメージした正門の前には「若き日の織田信長像」を移設し、門をくぐった先には武家屋敷風の総合案内所があります。
総合案内所内には、まちなか案内所・トイレ休憩所飲食施設を設け、岐阜公園の紹介はもちろん、その他にも「まちなか歩き」ガイド岐阜にこだわったフードメニューなどをご用意しています。
※台数に限りはありますが、車いすの貸出しを行っていますので利用希望の方は案内所の者に申し出ください。

岐阜公園に行った初日は記録的な猛暑でした。しかし、夕方になってから散策すると意外にしんどくなかったです。

水や緑の美しさだけでなく、織田信長公居館跡「山内一豊・千代婚礼の地モニュメント」板垣退助像など、見たいところが多い公園で、2時間近くウロウロしていました。

ところで、岐阜城は夜景も楽しめます!今回は体験できなかったのですが、次回は是非行ってみたいと思っています。

ナイター営業・夜景について
夜の金華山は昼とはまた違った魅力を持つ夜景の名所です。展望台から広がる美しい夜景は、煌めく岐阜市街地の明かりが、一面に広がる壮大な光景です。条件が整うと月と岐阜城との幻想的な風景にも出会えることも。

それでは、岐阜公園の見どころ、ポイントをご紹介します。

岐阜公園:信長の庭は滝の水音や緑の美しさが印象的

まずは、「信長の庭」です。

天下統一を夢見た、岐阜ゆかりの武将「織田信長公」が駆け抜けた戦国時代の荒々しさをイメージした庭園です。
永年にわたって岐阜公園を見つめてきた巨木を取り込み、長良川流域の巨大な石(約1,000t)を使った石庭として、当時の石組みの技法を用いて「剛」「静」「雅」の3つの滝と池からなり、近隣にはない規模の日本庭園です。
また、当時の井戸を出土した場所に再現し、岐阜城下をイメージした「信長の町」やせせらぎ水路など、信長が居城していた時代を思い巡らしながら、四季折々の風景美と調和した素晴らしい眺めを楽しんでいただけます。

雨が降った次の日だったからでしょうか、水量がとても豊富で、水の音がすごく涼しげでした。

滝と緑とアジサイが大変キレイで、暑さを忘れるほど滝の水音や緑の美しさが印象的な庭園です。

岐阜公園:織田信長公居館跡は説明立札を読むのが楽しい

次に、「織田信長公居館跡」ですが、説明立札(駒札)を読むのが楽しかったです。

織田信長公居館跡:巨石を使った通路、石垣、土塁状の遺構、礎石などの一部が整備復元されている史跡で、岐阜公園内の名所となっています。当時の様子については、ルイス・フロイスの「日本史」の中でも紹介されており、現在も発掘調査が進められています。
引用:岐阜公園ご案内マップチラシより

1569年、岐阜城を訪れたポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは信長公の案内で居館を見学していますが、「1階には15から20の座敷と5,6の庭、2階は奥方と侍女たちの部屋、3階は茶の座敷、3・4階の見晴らし台からはまちが一望できる」と紹介しています.
引用「織田信長公居館跡」の説明立札(駒札)より

「織田信長公居館跡」にある説明立札(駒札)は、興味深い内容が多く、また案内マップも見やすいので、好奇心が次々と湧いてきて見学に1時間以上かかりました。

巨石を使った通路、石垣、土塁状の遺構、礎石などの一部が整備復元されている史跡で、岐阜公園内の名所となっています。当時の様子については、ルイス・フロイスの「日本史」の中でも紹介されており、現在も発掘調査が進められています。
引用:岐阜公園ご案内マップ(裏面)③織田信長公居館跡より

ところで、皆さまは、1992年の大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」をご覧になりましたか?緒方直人さんが主演の信長役でした。

「信長 KING OF ZIPANGU」では、ルイスフロイスの視点から織田信長のことが語られました。

リアルタイムで、「信長 KING OF ZIPANGU」を観ていた時は、キリシタンの登場が比較的多く、「聞くところによると」というナレーション等に、「なんか違う」と思っていました。

よく観ていた今までの戦国ドラマとはちょっと違うかんじで、ワクワクの盛り上がりが少なかったのです。

当時、軽い浮かれた学生だった私にとって、ドラマの深さが分からなかったのでしょう。

ですが、今回「織田信長公居館跡」を見学して、自分が思っている以上に、信長を知る上で、ルイスフロイスが欠かせない重要人物であることが分かりました。

(岐阜城の史料展示品からも、ルイスフロイスの重要度を思い知りましたが。)

年齢を重ねた大人の、今の自分が、今こそ、U-NEXTで「信長 KING OF ZIPANGU」を再度観なければならないと思っています!

岐阜公園:山内一豊・千代婚礼の地モニュメントがあった!

山内一豊・千代 婚礼の地モニュメント

さて、山内一豊・千代婚礼の地モニュメントですが、なぜ、岐阜城に「山内一豊・千代婚礼の地モニュメント」があるのでしょうか?

2006年大河ドラマ「功名が辻」をご覧になった方はお分かりかもしれません。

炎に包まれた稲葉山城(岐阜城)の中で、敵味方だった一豊と千代が再会しお互いの気持ちを打ち明ける場面があります。

まさに、この地、稲葉山城で二人は結ばれるのです。

下の引用にもありますが、山内一豊と千代が岐阜で結ばれたことを記念してモニュメントが建てられたのですね。

大河ドラマ「功名が辻」でも紹介していただいておりますが、永禄10年(1567)、信長様が稲葉山城をお攻めになり、この地を岐阜と改め本拠とされました。それにより、わたくしの夫となる山内一豊もこの地に移り、わたくしどもは、運命の出会いを果たしたのでございます。そして、二人がこの地で結ばれたことを記念して、平成17年(2005)11月22日(いい夫婦の日)に、このモニュメントが建てられたのです。この石碑に夫婦一緒に手を添えてさわると、わたくしどもにあやかり、夫婦円満になれるといわれているそうでございます。
それはそうと、山内一豊・千代夫婦が主人公の、2006年大河ドラマ「功名が辻」については別ブログでもご紹介しています。ご覧頂けると嬉しいです。

「功名が辻」はU-NEXTで全話一気に観ることができます!

岐阜公園:板垣退助像があった!

では、続いて、「板垣退助像」ですが。「板垣退助像」も岐阜公園にあったのです。なぜ?

板垣退助像

それも、以下の岐阜市役所ホームページの引用をご覧ください。

明治15年(1882)4月6日、自由党総理であった私は、この地で演説した折に暴漢に襲われてしまったが、幸い傷は浅く命に別状はなかった。「板垣死すとも自由は死せず。」という有名な言葉は、この事件の直後に世間に広まったものである。大正7年(1918)には、銅像が建立され、人々を見守ってきたが、戦時中は金属供出で姿を消していたのだ。そして、平和が訪れた昭和25年(1950)、私は再び諸君の前に姿を現したのだ。台座の銘板を見よ。これは戦後初の総理大臣・吉田茂の筆によるものである。
ところで、私が覚えている「大河ドラマで板垣退助演じた俳優と登場した作品」です。
村野武範:1980年『獅子の時代』主人公:平沼銑次(菅原文太)苅谷嘉顕(加藤剛)
米倉斉加年:1985年『春の波涛』・総集編主人公:川上貞奴(松坂慶子)➡全編【TSUTAYA DISCAS】視聴可能
斎藤洋介:1990年『翔ぶが如く』主人公:西郷隆盛(西田敏行)大久保利通(鹿賀丈史)
加藤雅也:2013年『八重の桜』主人公:新島八重(綾瀬はるか)
渋川清彦:2018年『西郷どん』主人公:西郷隆盛(鈴木亮平)

岐阜公園の岐阜城楽市:岐阜ならではのお土産・食べ歩きが楽しい

それはそうと、岐阜公園内には「岐阜城楽市」もあります。

岐阜城楽市
公募で選定された名古屋鉄道を代表企業とする法人グループが設備・運営を行う物販施設です。和食を中心としたレストランやこだわりのコーヒーが堪能できるカフェ、地産地消のメニューのある飲食店や食べ歩きが楽しめるお店、岐阜ならではのお土産を取りそろえた物販店など、11店舗が出店しています。
出典:岐阜公園施設ご案内(岐阜公園ご案内マップの裏面)チラシより抜粋して引用
私は、今回、金華山登山と、岐阜公園の観光、散策にめいっぱい時間を取ってしまって、食事を堪能する余裕が全くありませんでした。
ですが、次回は飛騨牛の握り寿司(肉工房美乃家)、愛知・岐阜・三重のご当地食材を提供する「愛岐三食堂」でごはんを食べようと思っています。

岐阜城のある金華山の登山とロープウェイ体験!岐阜城公園も!:まとめ

さて、今回のブログでは、金華山の登山とロープウェイ、岐阜城、岐阜城公園の見どころをご紹介しました。

まず最初に、金華山へのアクセス金華山への登山について。(ロープウェイについては、金華山を下りる時に乗ってみました。)

そして金華山にある織田信長と斎藤道三ゆかりの岐阜城をご案内しました。

「麒麟がくる」斎藤道三役本木雅弘さんの衣装

次に、岐阜城の史料展示品から織田信長と、大河ドラマファンにとっては必見の岐阜城資料館をご紹介。

それから、超おすすめスポット金華山山頂のリス村についてもご紹介しました。

リスがとても近くで見られるリス村

最後に、金華山の麓にある岐阜公園の見どころをご案内しました。

今回、堪能できなかった岐阜城の夜景と岐阜城楽市のご馳走は、次回必ず体験します。

皆様にも、是非、是非、岐阜城、ロープウェイ、岐阜公園を楽しんで頂きたいです!

そして、ハイキングや登山がご趣味な方には、夏場以外に金華山へ行かれる事もおススメしたいです。

岐阜城のある金華山登山とロープウェイ体験!岐阜城公園も!:補足

それでは、補足で、今回のブログに出てきました大河ドラマの視聴ご案内もさせて頂きますね。

まずは、斎藤道三と織田信長の大河ドラマです。

『国盗り物語・総集編』(1973年)斎藤道三:平幹二郎・織田信長:高橋英樹➡総集編のみ
『信長KING OF ZIPANGU』(1992年)斎藤道三:芦田伸介・織田信長:緒方直人
『功名が辻』(2006年)織田信長:舘ひろし
『麒麟がくる』(2020年)斎藤道三:本木雅弘・織田信長:染谷翔太
次に、板垣退助を演じた俳優と登場の大河ドラマ。
村野武範:1980年『獅子の時代』主人公:平沼銑次(菅原文太)苅谷嘉顕(加藤剛)
米倉斉加年:1985年『春の波涛』・総集編主人公:川上貞奴(松坂慶子)➡全編【TSUTAYA DISCAS】視聴可能
斎藤洋介:1990年『翔ぶが如く』主人公:西郷隆盛(西田敏行)大久保利通(鹿賀丈史)
加藤雅也:2013年『八重の桜』主人公:新島八重(綾瀬はるか)
渋川清彦:2018年『西郷どん』主人公:西郷隆盛(鈴木亮平)
(U-NEXT:本ページの情報は2025年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

是非、大河ドラマをお楽しみください。

岐阜城のある金華山登山とロープウェイ体験!岐阜城公園も!:出典と引用の資料

引用・出典
岐阜市役所HP(岐阜公園について)
・画像の斎藤道三イラスト:長野剛氏(岐阜城資料館より)
・「NHK大河ドラマ大全 50作品徹底ガイド」 NHK出版
・「プレイバックNHK大河ドラマ 時代・人物・トピックス別徹底ガイド」 NHK出版
岐阜市役所HP(岐阜公園) 
観光スポット・観光施設
岐阜市役所HP:(金華山登山ガイド) 
ぎふ金華山ロープウェー公式サイト 
・「岐阜城」小冊子 
・岐阜公園ご案内マップチラシ(表裏)
・ぎふ金華山ロープウェー(岐阜公園内)岐阜観光索道株式会社小冊子
・「織田信長公居館跡」の説明立札(駒札)
・岐阜市役所(山内一豊・千代婚礼の地モニュメント)(板垣退助像)
このブログが読んで下さった方のお役に立てましたら幸いです。