2023年大河「どうする家康」と1983年「徳川家康」の於愛の方

大河ドラマ
浜松城の徳川家康像

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2023年の大河ドラマ「どうする家康」の出演者11人が新たに発表されました。

今回のブログは、その発表をお伝えします。そして、徳川幕府二代将軍秀忠の生母となる「於愛の方」(「お愛の方」)をご紹介します。

「於愛の方」については、前回の「どうする家康」出演者ブログ同様、1983年の大河ドラマ「徳川家康」の「お愛の方」を思い出しながら書いてみたいと思います。

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尚、「どうする家康」出演者・物語発表については、以下のブログでもご紹介しています。ご覧頂ければ嬉しいです。

大河ドラマ「どうする家康」 “チーム家康”の11人を発表

まずは、2023年大河ドラマ「どうする家康」 “チーム家康”のメンバーです。

酒井忠次(大森南朋)
家臣団のリーダー。酒井の特技は宴会芸「えびすくい」で、場を盛り上げる気遣いの人
本多忠勝(山田裕貴)
戦国最強武将。男気があり義を重んじる一方で、女性にはおくてな人物。
榊原康政(杉野遥亮)
クールな若き武将。
井伊直政(板垣李光人)
家臣団の新戦力。頭の回転は速いけれど不遜な物言いのためにトラブルを引き起こす人物。
鳥居元忠(音尾琢真)
生涯を通じて主君を守り続ける。ふだんは不器用、戦場ではスイッチが入ったように活躍する人物。
大久保忠世(小手伸也)
戦場で勇猛果敢な活躍を見せる。「色男」を自称し、面倒見のいいみんなの兄貴。
平岩親吉(岡部大)
幼少のころから家康に付き添う。
鳥居忠吉(イッセー尾形)
鳥居元忠の父。質素倹約で松平家の再興を支える長老。
於愛の方(広瀬アリス)
家康の側室で二代将軍秀忠の母。ユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える存在。
服部半蔵(山田孝之)
本人は武士だと思ってるが、忍者とよく間違えられる。命ぜられて伊賀忍者を使い諜報活動をするも、時々、失敗する。
石川数正(松重豊)
家康が最も信頼する常識人。遠慮なく正論を進言し、外交役として戦国武将と渡り合う人物。

4月15日:NHK NEWWEB関西NEWS WEB発表より

家康と家臣団の結束は、大河ドラマではよく取り上げられています。
信長、秀吉からうらやましがられるメンバーです。「家臣」ではありますが、親兄弟・親友レベルの距離感が感じられます。

大河ドラマ「どうする家康」の「於愛の方」広瀬アリス

今回の「於愛の方」は「ユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える存在」とのことです。

「どうする家康」では、正室築山殿(有村架純)と家康(松本潤)は「相思相愛、仲睦まじい」との設定です。

ですが、結局家康は、信長の命令で、築山殿を死においやる事になります。

正室とは、そのような悲劇がある家康です。そのため「於愛の方」は家康の心のやすらぎになってほしいと願っています。

今回の「於愛の方」は周囲に癒しを与える存在とのことなので、まずは安心です。

1983年大河ドラマ「徳川家康」の「お愛の方」竹下景子

さて、ここからは、1983年の大河ドラマ「徳川家康」(主演:滝田栄)のご紹介になります。

二代将軍秀忠の母。二児をもうけたあと未亡人となり、家康に見染められ側室となる。そのきっかけは、お愛が吉良御前(亀姫)と瓜二つのためであった。しかし、家康は次第にお愛自身を愛おしく思うようになる、、、。
1983年NHK大河ドラマ「徳川家康」NHK大河ドラマ・ストーリーより

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①家康の初恋の人:亀姫

さて、家康は竹千代時代、今川義元(成田三樹夫)の人質として駿府で暮らしていました。

駿府城に上がったときに、後に正室となる瀬名(築山殿:池上季実子)と亀姫(吉良御前:竹下景子)に出逢います。竹千代は亀姫のことが好きになります。

亀姫の美しさに一目惚れしたかんじです。亀姫も竹千代を好きになりますが、結局、亀姫は遠江国曳馬城主飯尾豊前に嫁ぎます。

そして、竹千代も成人して松平元信となり、今川義元の姪の瀬名と結婚します。

「徳川家康」の設定では、亀姫に対抗心のある瀬名が、竹千代のことを好きだという場面もあります。

しかし瀬名は、従兄である今川義元の放蕩息子今川氏真と仲良くしています。そして竹千代に恋愛感情をもったりしていませんでした。

②家康に滅ぼされる曳馬城の未亡人吉良御前こと亀姫

数年後、家康は瀬名と結婚し竹千代(後の松平信康:宅麻伸)と亀姫(家康の長女:原日出子)が生まれます。

一方で、家康は皮肉にも、初恋の人亀姫が嫁いだ曳馬城に兵を進めることになります。未亡人となっている吉良御前こと亀姫は、家康に降伏せず、城と共に自害して果てます。

③死んだ吉良御前こと亀姫に生き写しのお愛の方

ところで、吉良御前の死後、家康は曳馬城に入城し浜松城と改称しました。そして、城域の拡張や改修を行い城の整備をしました。

徳川300年の歴史を刻む出世城。浜松城
徳川家康が17年間在城した浜松城は、江戸幕府300年の原点となった出世城。若き日の家康と城下町の資料を多数展示しています。

その浜松城の改修現場で、家康は死んだ亀姫(吉良御前)に生き写しの、お愛の方(竹下景子:二役)に出逢います。

お愛の方も未亡人で、家康の身の廻りの世話をするために家康に仕えます。お愛の方は、奥ゆかしい女性です。また、慎ましく、細やかな気遣いができる、大変心優しい人です。

浜松城の奥向きも取り仕切るようになります。また、当時の家康の、もう一人の側室お万の方(家康次男結城秀康の生母:東てる美)の世話などもしています。

家康を支える、健気で芯の強い女性、お愛の方。そんなお愛の方なので、家康の心の支えとなる女性になります。

二代将軍秀忠と松平忠吉の生母となり、お愛の方は大変幸せでした。ところが、あっけなく亡くなります!二人の息子が小さい時に病気で死んでしまいます。

ところで、「徳川家康」では存在感のある側室は「お愛の方」だけだったような気がします。

来年の「どうする家康」ではどうでしょうか?女性で主要な人物として、クローズアップされるのは築山殿とお愛の方だけでしょうか?

大河ドラマ「どうする家康」と「徳川家康」の於愛の方:まとめ

今回のブログは、大河ドラマ「どうする家康」の新たに発表されたな出演者11人をお伝えしました。そして、徳川幕府二代将軍秀忠の生母となる「於愛の方」もご紹介しました。

1983年の大河ドラマ「徳川家康」「お愛の方」(演:竹下景子)のことも書いてみました。竹下景子さんのお愛の方は、大人しく慎ましいイメージでした。「静」の印象です。

対して、広瀬アリスさんは「動」の印象があります。明るく、はっきりした、行動的なイメージでしょうか?

ですが、どちらの「於愛の方」も家康の心の支え、癒しの存在なのではないかと想像しています

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40年前にご覧になった方は是非、もう一度ご覧になってくださいね。

尚、以下別ブログで、2023年大河「どうする家康」の後半の出演者と、茶々役・北川景子さんをご紹介しています。合わせてご覧頂ければ嬉しいです。

このブログが読んで下さった方のお役に立てましたら幸いです。

出典:NHK大河ドラマ・ストーリー「徳川家康」
・4月15日NHK NEWWEB関西NEWS WEB発表

アイキャッチ画像出典:「浜松城の徳川家康像」松波庄九郎さんによる写真ACからの写真