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2021年11月末に2023年大河ドラマ「どうする家康」の出演者が発表されました。
私は、40年以上大河ドラマを見続けている大河ドラマファンです。そして、好きな歴史上の人物は「徳川家康」と「大石内蔵助」です。「徳川家康が主人公!」この発表にはかなり興奮しました。
ところで、40代後半以上の方なら、1983年の大河ドラマ「徳川家康」をご覧になった方は多いと思います。
2023年、ちょうど40年ぶりに主人公が徳川家康です。NHKの発表では、「昭和の家康」とは違う新しい「令和の家康」になるようです。今から大変楽しみにしています。
今回のブログでは、2023年大河ドラマ「どうする家康」と1983年の「徳川家康」を、発表された出演者と物語をもとに比べてみました。
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当ブログ運営者は、大河ドラマ視聴歴40作品以上で、大河ドラマを見ることが趣味の就労ビザを専門としている行政書士です。
また、旅行の添乗員、中国語の全国通訳案内士でもあります。
大好きな大河ドラマ、資格を基にしている仕事、語学の経験をブログで発信しています。
2023年大河ドラマ「どうする家康」の出演者
まずは、出演者の発表第一弾です。
・徳川家康 松本潤
・織田信長 岡田准一
・瀬名/築山殿 有村架純
・豊臣秀吉 ムロツヨシ
・今川義元 野村萬斎
・武田信玄 阿部寛
主演:徳川家康 松本潤
「どうする家康」のNHK出演者発表では、家康は、
ナイーブで頼りないプリンス。臆病でまだまだ優柔不断なところあり。 相手の気持ちを思いやり、意見をよく聞くが、時に頑固。オタク気質なところあり。 理想と現実の間でいつも悩み、背負いたくない重荷を背負い、歩みたくない道を歩んでいく。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
とのこと。
1983年の大河「徳川家康」主演:徳川家康 滝田栄
1983年の大河「徳川家康」での家康は、思慮深く、用心深く、人質時代から三河岡崎の家臣団のことを思っています。
そして人質時代の忍耐と屈辱は自分を鍛え上げると思っています。通説の通り「忍耐の人」です。
「用心深い忍耐の人の昭和家康」とのギャップを、かなり感じる「ナイーブで臆病な令和家康」。
理想と現実の間でなやんだり、背負いたくない重荷を背負わなければならないのは誰にでもあることです。
そんな「令和家康」に親近感を覚えます。
どんな「令和家康」になるのか?実は、私は松本潤さんのドラマをほとんど見たことがありません。
まったく想像がつかない分、ワクワクします。
織田信長 岡田准一
「どうする家康」のNHK発表では、信長は、
時に優しく、時に恐ろしく、誰もが畏れる中、家康は必死に食らいつき、彼の知識を吸収してゆく。そんな家康に、信長はなぜか異様に目をかける。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
とのこと。
1983年の大河「徳川家康」:織田信長 役所広司
「徳川家康」での信長も、「時に優しく、時に恐ろしく」が基本でした。
1983年大河で、強調したい点は、当時ほぼ無名に近い役所広司さんの信長です。(81年の大河「おんな太閤記」に織田信孝役で出ていましたが印象薄いです)
この信長は強烈でした。かっこよすぎで役所さんの信長ファンはかなりいたと思います。
カッコいいだけでなく、嫌味がなく、可愛く、すがすがしい信長でした。
私にとっては信長=役所広司さんです。
1983年の「徳川家康」でも竹千代時代から信長は家康に目をかけていました。
馬を送ったりしています。
信長の命令で長男信康(宅麻伸)と妻の築山殿(池上季実子)を殺さなければならなくなった時は、さすがに「信長め!!」と思いましたが。
役所広司さんの「信長」は好感度の高い、カッコイイ信長でした。
瀬名/築山殿 有村架純
「どうする家康」のNHK発表では、瀬名は、
太陽のように明るく、朗らか。家康の初恋の女性で、相思相愛の仲むつまじい夫婦となり、信康と亀姫を授かる。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
とのこと。
1983年の大河「徳川家康」:瀬名/築山殿 池上季実子
この瀬名の設定には、「超」驚きました。
1983年の設定とは全く違い、性格もまったく違います。
瀬名は気位が高く、初めは竹千代(家康)のことも見下していました。
性格も明るいイメージは全く無く、軽薄な、ヒステリックなかんじです。
ところで、以下のブログでもご紹介していますが、竹千代の初恋は「亀姫」でした。(ご覧頂けると嬉しいです。)
1983年の設定では、新婚当時は、それなりに仲良くはしていました。
でも、「相思相愛の仲睦まじい夫婦」とは、ほど遠い悲しい夫婦でした。
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「令和家康」の家康と瀬名の関係に期待!
1983年の「家康と瀬名不和」が悲しかっただけに、「どうする家康」の瀬名の設定は嬉しかったです。
1983年の大河「徳川家康」では、瀬名が殺されます。その少し前に疎遠だった家康と瀬名が心を割ってお互いの思いを吐き出します。二人の心が結びつきます!
その場面があまりにもかわいそうで、なぜもっと早く話し合わなかったのか?
家康も絶対に信長から瀬名を守るつもりだったのに、それは叶わぬことになります。かわいそ過ぎて泣きました。
なので、今回の二人が仲睦まじいという設定で本当に良かったです。
「太陽のように明るく、朗らか」な瀬名は想像できませんが、すごく期待しています。
ちなみに、池上季実子さんは瀬名の前に「草燃える」の大姫、「おんな太閤記」の淀殿を見事に演じておられました。「徳川家康」でも強烈な瀬名で、子供心にかなりの衝撃を受けました。
すごく強烈な印象で、いまだに記憶に残っています。池上季実子さん、名優です。
ところで、「おんな太閤記」の淀殿(茶々)については、以下のブログでご紹介しています。ご覧頂けると嬉しいです。
豊臣秀吉 ムロツヨシ
「どうする家康」のNHK出演者発表では、秀吉は、
欲望のかたまりで、それを全開で表現し、全力で追い求める。戦国乱世を最も楽しんだ人物。 驚異的な頭の良さで、いつも早口。明るく人たらしで、巧みに人の心に入り込む。 家康が一番苦手なタイプ。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
とのこと。
1983年の大河「徳川家康」:豊臣秀吉 武田鉄矢
1983年の大河「徳川家康」での秀吉も早口で、「金八先生」が授業をしているのでは?と思う場面が多かったです。
「明るくて、戦国乱世を最も楽しんだ人、早口で頭が良い」ところは2作品とも同じなかんじです。
欲望のかたまりで、それを全開で表現し全力で追い求める。そのうえ、人たらしの人はなかなかいないと思います。今、そんな人に出会いたいので、早くこの秀吉を見たいです。
今川義元 野村萬斎
「どうする家康」のNHK出演者発表では、義元は、
スマート。スノッブ。おだやか。 公家文化にも精通する教養人、政治家で、仁徳による民のための王道政治を掲げる理想主義者。 人質として預かった聡明な家康に目をかけ、幅広い教養を身につけさせる。 家康が父のように心から尊敬する人物。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
とのこと。
1983年の大河「徳川家康」:今川義元 成田三樹夫
1983年の大河「徳川家康」での今川義元はあまり印象がありません。
ただ、竹千代を自分の思う通りにし、要らぬ知恵を付けさせないようにしていました。
あと、義元は竹千代を放蕩者にしようとしていたと思います。
「どうする家康」の教育者は今川義元らしい
ところで、義元ではないのですが、1983年の「徳川家康」にも、竹千代を立派な武将にしようとした人物がいました。
雪斎(小林桂樹)です。雪斎は「今川家の軍師」といわれることもあります。
竹千代に「戦乱の世を終わらせる大器の相」があると見て教育するという設定です。
人質として預かった竹千代に目をかけ、幅広い知識、教養を身につけさせ、鍛えてくれる人物です。竹千代が師と仰ぎ、心から尊敬する人物でした。
個人的には義元ではなく、雪斎の方が竹千代を教育したのでは?と考えます。
ともかく、「どうする家康」では家康との関係は良い感じのようです。
ちなみに、野村萬斎さんは、1994年の大河ドラマ「花の乱」での細川勝元が素敵でした。源平時代か戦国時代の大河ドラマで再び見たいと思っていました。その念願がかないました。
武田信玄 阿部寛
「どうする家康」のNHK出演者発表では、信玄は、
家康のなすことすべてを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す。 戦国を生き抜く厳しさを知らしめる、家康にとって生きる教科書のような人物。 生前も死後も家康を苦しませ続け、やがてその苦しみが自らの糧となっていることを知る。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
とのこと。
1983年の大河「徳川家康」:武田信玄 佐藤慶
1983年の大河「徳川家康」の武田信玄もほとんど覚えていません。印象があまりないです。
確か、月を見ながら笛の音を聞いていて鉄砲で撃たれた気がするのですが?(間違っていたら申し訳ありません)再確認します。
NHK歴史ドラマの名優阿部寛は特に素晴らしい!
ところで、個人的に阿部寛さんは好きです。更に!大河ドラマやNHK歴史ドラマでの役はほぼ全部大好きです。
私が2番目に好きな大河ドラマ「元禄繚乱」の阿部寛さんの堀部安兵衛は、期待以上の安兵衛でした。
そして、阿部寛さんは鎧兜、甲冑がすごく似合うと思う俳優さんです。
大河ドラマ「義経」の平知盛も素晴らしいです!特に、壇ノ浦の戦いで義経(滝沢秀明)と一騎打ちするシーンは息できないほど画面に釘付けになりました!
更に、大河ドラマ「八代将軍吉宗」の「松平乗邑」、NHK土曜時代劇の「松平定信」等の切れ者老中役も素敵でした。
その上、鎧甲冑だけではなく、阿部寛さんは軍服が似合う方だとも思います。
「エトロフ遥かなり」の浜崎海軍中尉と「坂の上の雲」秋山好古は「絵」になります。
大河ドラマ「天地人」上杉謙信も「絵」になっていました。謙信に続いて、今度は「武田信玄」!
新しい阿部寛さんが見られること、期待大です。
2023年大河ドラマ「どうする家康」の物語
1983年の大河ドラマ「徳川家康」と比べて、「設定が全く違う!面白い!」と思ったところを思いつくまま挙げてみました。
義元を慕うという設定
「義元を慕うという」設定は1983年の大河「徳川家康」には全くなく、どんな設定になるのか興味が湧いてきます。
「どうする家康」出演者発表では
今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け 義元を慕う元康2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
と、あります。
1983年の大河「徳川家康」では?
今川義元の下では「不自由ない生活の保障」はあったのかもしれません。
でも、それは、「物質的に」ということと思います。
精神的には「人質」の不自由さがあり苦しそうでした。
それに、今川義元は元康を気にかけている印象がなかったように思うのですが。
そして、「義元を慕う元康」という場面もなかったと思います。
「どうする家康」ではどんなふうに描かれるのでしょうか?
瀬名と恋に落ちるという設定
「瀬名と恋に落ちるという」設定は1983年の大河「徳川家康」には全くありません。二人の関係が、1983年大河や今までの解釈と違うようです。
「どうする家康」では
やがて今川家家臣・関口親永の娘・瀬名と恋に落ちる。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
と、あります。
1983年の大河「徳川家康」では?
1983年の大河「徳川家康」では、瀬名ではなく「初恋」の亀姫(竹下景子)と恋に落ちます。
この亀姫は後年家康に攻められ自害します。しかしこの亀姫にそっくりなお愛の方(二役:竹下景子)が表れます。
そして家康の側室になり、徳川二代将軍秀忠(勝野洋)の母になります。
以下のブログでもご紹介しています。ご覧頂ければ嬉しいです。
信長と一緒に過ごした時が忌まわしい記憶となっている設定
「信長と一緒に過ごした時が忌まわしい記憶となっている」設定は1983年の大河「徳川家康」には全くありません。
「どうする家康」では
幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。2023年 大河ドラマ「どうする家康」出演者発表(NHKドラマトピックスより)
と、あります。
1983年の大河「徳川家康」では?
1983年の大河「徳川家康」では、竹千代時代から信長とは仲の良い場面が多かったです。
信長は竹千代を「三河の弟」と呼んでいました。
また、信長は家康の母於大の方(大竹しのぶ)に、蔭から竹千代を見せてあげる優しい顔もありました。
今回の「幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶」とはどんな記憶なのか、何か複雑な、新しい解釈があるのか?
今からとても期待しています。
2023年大河「どうする家康」を1983年大河「徳川家康」と比較:まとめ
今回のブログでは、2023年大河ドラマ「どうする家康」と1983年の「徳川家康」を、発表された出演者と物語をもとに比べてみました。
特に、物語は1983年の「徳川家康」と比べて、まったく違う新しい解釈や設定が多そうでどんなかんじになるのか想像できません。
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尚、別ブログで、2023年大河「どうする家康」の中盤と後半の出演者もご紹介しています。合わせてご覧頂ければ嬉しいです。
このブログが読んで下さった方のお役に立てましたら幸いです。