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私の好きな歴史上の人物の一人は、大石内蔵助です。そして、尊敬する人物でもあります。
さて、今回のブログは、前回の赤穂義士祭ブログ第二弾です。今回は、大石神社参拝のおすすめの日にちと、赤穂義士祭に私が行った時のお話もさせて頂きます。
また、赤穂義士祭に大石内蔵助の役で参加された高橋英樹さん出演の大河ドラマについても、ご紹介したいと思います。
そして、最後に以下ののサイトもご案内します。
・大石内蔵助や義士たちを主神とする赤穂の大石神社
・義士の偉業を称える赤穂義士祭
ところで、大石内蔵助が主人公の「元禄繚乱」については、別ブログでもご紹介しています。ご覧頂ければとても嬉しいです!
当ブログ運営者は、大河ドラマ視聴歴40作品以上で、大河ドラマを見ることが趣味の就労ビザを専門としている行政書士です。
また、旅行の添乗員、中国語の全国通訳案内士の経験もあります。
大好きな大河ドラマ、資格を基にしている仕事、語学の経験をブログで発信しています。
資格試験勉強中「忠臣蔵」のファンになり大石神社へ参拝が始まる
さて、前回のブログでもお伝えしましたが、私が「忠臣蔵ファン」「大石内蔵助ファン」になったのは、受験勉強をしている時でした。
数々の苦難を乗り越えて、計画的に、根気強い浪士たち。その凄まじい執念と信念をもって、目標に向かっていく姿には、勇気付けられました。
「忠臣蔵ファン」になってから、1年に一度は、大石神社に参拝に行くようになりました。
ところで、実は、歴代大河ドラマ65作品(2026年まで)の中で、単独主人公になった回数が一番多いのは、大石内蔵助です!
このことについても上記前回のブログに書いています。よろしければ是非ご覧くださいませ。
大石神社参拝の日にちのおすすめ
もし、皆さまも大石神社へ行ってみようかな、という気になられましたら、おすすめの日にちは以下の通りです。
・楽しみたいなら➡12月14日の討ち入りの日「赤穂義士祭」或いは12月31日の夜からの初詣
12月14日は様々なパレードや、ゲストを招いた義士行列もあります。屋台や物産展も出ます。そのため、かなりの人手になります。
12月31日も屋台は出ますが、14日と比べると少ないです。初詣の参拝客の数はかなりのものです。
JR播州赤穂駅から大石神社境内まで、歩いて2時間くらいかかることもありました(通常は15分くらい)
・観光なら➡上記の日にち、お正月、大晦日以外の日にち。静かな日で、7月、8月以外に行かれるのが良いでしょう。赤穂の夏はかなり暑いです。
・静かに目標達成祈願なら➡上記のにぎやかな日にち以外が良いです。通常は人通りは少ないです。
赤穂義士祭の大石内蔵助役高橋英樹さんを見に行く
さて、2019年の赤穂義士祭の大石内蔵助役は高橋英樹さんでした。
2019年12月14日は、土曜日だったので、小学2年の甥っ子も一緒に、家族で大石神社に行きました。土曜日だったので、例年よりもすごい人手です。
私以外の家族はみんな、屋台や物産展に夢中でした。有名な赤穂の塩を使ったラーメンやお菓子だけでなく、兵庫県の他の地方の物産もありました。屋台の数も多かったです。
しかし、私は高橋英樹さんを見なければと頑張りました。すごい人でしたが、高橋さんを追いかけました。
そして、やっと、境内近くで見ることが出来ました。でも、ずっと、役員らしき人と話されていました。ファンの方を見ることがほとんどなく、かなり残念でした。
高橋英樹出演大河ドラマ:「翔ぶが如く」島津久光
それでは、ここからは、私の好きな大河ドラマで高橋英樹さんが演じられた人物をご紹介します。
私は、特に高橋英樹さんのファンではありません。ですが、これからご紹介する高橋英樹さん演じる3人の人物は、大好きです。素晴らしくカッコイイです!
皆さまも是非ご覧になってくださいませ。
まず、最初の「私の好きな大河ドラマで高橋英樹さんが演じられた人物」です。
1990年、第28作の「翔ぶが如く」、島津久光役です。
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島津久光のことを少し
島津久光は、薩摩藩の藩主島津斉興の息子ですが、母が有名な側室お由羅の方です。
父斉興の次の藩主は、異母兄の島津斉彬です。
久光の息子島津忠義(茂久)が薩摩藩の最後の藩主になりました。その忠義が藩主になると、久光は「国父様」と呼ばれて、藩の実験を握っていました。
ちなみに、島津久光は、明仁上皇様の外祖母のおじい様にあたる方ということで、歴史が身近に感じますよね。
敵役のような役柄なのに憎めない島津久光
「翔ぶが如く」の島津久光は、のちの大河ドラマで、ほぼ同じ人物が出てくる2008年「篤姫」や2018年「西郷どん」の島津久光よりも魅力的に描かれていると思います。
島津久光の描かれ方のパターンとしては、登場時は兄斉彬に対するコンプレックス、兄が亡くなってからは西郷の敵役、明治維新後は西郷大久保の明治政府に不満、などです。
つまりは、毎回「主人公の敵役」のような役柄です。
確かに、「翔ぶが如く」でも、このパターンで描かれています。しかし、何故か久光公に感情移入してしまい、敵役なのに憎めません。
その理由を、「翔ぶが如く」の島津久光の魅力①②③で書いてみます。
「翔ぶが如く」の島津久光の魅力①:兄・斉彬を立てている
物語の初めは、お国入りした兄斉彬に藩内を案内します。兄を慕い、兄を立てる良い弟で、身分をわきまえています。
両親からかなりえこひいきされているかんじですが、「次の藩主は兄上」と思っています。その姿が実に立派です。
ドラマでは、兄へのコンプレックスから「学問好き」になったという解説もありました。
しかし、そのコンプレックスがむき出しになる場面が無くて良かったです。
「翔ぶが如く」の島津久光の魅力②:その悲劇的な身の上に感情移入してしまう
ところで、兄斉彬を崇拝し一途に仕えていた西郷と島津久光の関係は、まったく不幸な縁でした。
マイペースで自分の意志や思いを曲げない西郷。江戸や公家に広く強力な人脈を持っていた斉彬。その斉彬と比べて久光を「田舎者」と言う西郷。何度も久光を怒らせます。
そして、明治維新後、今まで自分の家臣だった西郷大久保が、明治政府の中心となり「廃藩置県」を断行。自分の薩摩藩も、統一国家日本の一部の地域になってしまう。
廃藩置県に怒って花火を打ち上げます。西郷大久保に怒り心頭、悲劇的です。
もし自分が久光だったら、この幕末から明治維新は耐えられない!と、またまた感情移入してしまいました。
「翔ぶが如く」の島津久光の魅力③:悲劇的ではあっても強運
ところで、「廃藩置県」は悲劇的ですが、結局は自分の血筋を後世の皇室に残した人物です。
「廃藩置県」を始め怒ることは多かったと思いますが、結局は西郷大久保よりも長生きしていますし、斉彬より運の強い人物なのではないでしょうか?
「翔ぶが如く」は、登場時からドラマの終盤まで、島津久光の見どころが多い作品です。
高橋英樹出演大河ドラマ:「篤姫」島津斉彬
次に、ご紹介する「私の好きな大河ドラマで高橋英樹さんが演じられた人物」です。
2008年、第47作の「篤姫」、島津斉彬役です。
大河ドラマで島津斉彬・久光兄弟をやった俳優さんはいないと思いますが、高橋英樹さんも仰っていますね。
大河ドラマでは島津の二人の殿様を演じました。一人で兄弟の両方をやった人は多分いないと思いますね。「NHK大河ドラマ大全 50作品徹底ガイド」 NHK出版
高橋英樹さんほどの俳優さんです。当たり前と言えば当たり前ですが、素晴らしく見事に演じ分けられていました。
高橋英樹さんの斉彬も、久光もすごく好きでした。
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島津斉彬のことを少し
薩摩藩11代藩主です。西欧事情の学習研究とその知識に通じています。幕末当時の日本の藩主の中で、随一の西洋に対する学識が高い藩主と言われています。
人格者で、幕府の信任も厚く、公家や諸大名のつながりも広く、人脈も豊富です。
国元薩摩では、殖産興業・富国強兵策を推し進めます。日本の国家レベルの政治家といえる、名君の誉れ高い大人物です。
大人物ですが、自分の血を引いた跡継ぎがいませんでした。その上、志半ばで亡くなります。
「篤姫」の島津斉彬は大人物だけではない魅力がある
ところで、「篤姫」は当然、篤姫が主人公です。
女性が主人公のためか、1990年「翔ぶが如く」、2018年「西郷どん」などの同時代の大河ドラマよりも、家族・友人・夫婦関係が多く描かれています。
その場面を通じて、島津斉彬が好きになりました。
1990年「翔ぶが如く」、2008年「篤姫」、2018年「西郷どん」これら3作品で、島津斉彬が立派な大人物ということは、十分わかっています。
でも、「篤姫」の島津斉彬は、「大人物」だけではない、人間的魅力があると感じる場面が多いのです。
「篤姫」の斉彬の人間的魅力:正室英姫とのシーンから
では、斉彬の人間的魅力が一番表れているシーンは?
特に印象に残る斉彬の魅力を感じるのは、斉彬の正室英姫(余貴美子)とのシーンです。
斉彬と正室英姫にはかわいそうな理由から、二人の仲は良くなかったのです。しかし、篤姫が英姫の深い思いを斉彬に話したことで、斉彬も昔のことを思い出します。そして二人は心を通わせます。
その場面で斉彬の「大人物」とはまた別の人間的な部分を知って、「斉彬は素敵な人だな」と温かい気持ちになりました。
高橋英樹出演大河ドラマ:「義経」藤原秀衡
最後にご紹介する「私の好きな大河ドラマで高橋英樹さんが演じられた人物」は?
2005年、第44作の「義経」、藤原秀衡役です。
江戸時代の南、薩摩藩の殿様から、今回は鎌倉時代の北、王者「奥州藤原氏」の藤原秀衡です。
清盛よりも、秀衡の方が「義経の父」だったと思います。もう少し長く生きて義経を守って欲しかったです。
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「義経」の藤原秀衡のことを少し
このドラマに登場する藤原秀衡は「源義経をバックアップする強い味方」として描かれています。
特に、このドラマの藤原秀衡は、懐深く情に厚い人物です。
また、それだけでなく「奥州藤原氏」という独立国家の三代目らしい、冷静な判断力と度量の大きさを感じさせます。
当初は、義経の器量を計りかねていました。でも、義経と接するうちに義経の人間的魅力と、武将としての才能と胆力に惹かれていきます。
そして、義経をわが子のように大切に思ってくれます。
本当の父と子のような義経と藤原秀衡
ところで、このドラマの義経は、とにかく身内への情が強すぎる人物です。特に、父、兄、家来を思う場面が多いです。
最初は父源義朝の仇である平清盛を「父親」と思っていました。しかし、清盛が父親の仇と知り苦しみます。
義経が奥州平泉で暮らすようになり、少しづつ藤原秀衡と心を通わせていきます。
ある時、秀衡と義経は二人で遠乗りに出かけます。その時に、「父親」の話になります。
秀衡は、義経の父親に対する慕情と、清盛への複雑な思いを推し量ります。
そして、今後は義経を、「藤原の子と思う」と言います。「義経」の藤原秀衡は、実に魅力的に描かれています。
赤穂義士祭の大石内蔵助役高橋英樹と大河ドラマ:まとめ
さて、今回のブログでは、赤穂義士祭ブログ第二弾として、大石神社参拝のおすすめの日にちと赤穂義士祭のお話をしました。
また、赤穂義士祭に大石内蔵助の役で参加された高橋英樹さん出演の大河ドラマ「翔ぶが如く」「篤姫」「義経」のご紹介をしました。
そして、高橋英樹さんの大河ドラマ出演作品もご紹介しました。是非ご覧くださいね。
高橋英樹大河ドラマ出演作
・春の坂道(1971年)坂崎出羽守➡最終回のみ
・国盗り物語(1973年)織田信長➡総集編
・花神(1977年)河井継之助➡総集編
・翔ぶが如く(1990年)島津久光
・北条時宗➡総集編(2001年)毛利季光 全編
・義経(2005年)藤原秀衡
・篤姫(2008年)島津斉彬
・花燃ゆ(2015年)井伊直弼
赤穂義士祭の追加情報
さて、最後は以下のサイトをご案内します。
・大石内蔵助や義士たちを主神とする赤穂の大石神社
・義士の偉業を称える赤穂義士祭
このブログが読んで下さった方のお役に立てましたら幸いです。